制約こそが成長の源である

わたしは若い頃に会社を経営していました。その会社には優秀なエンジニアがいました。私が思ったことは、すべて実現することができました。

こんなサーバが欲しい。こんなプログラムが欲しい。こんな風に表示されるようにして欲しい。

とにかく、こちらが言ったことは、たいてい実現することができました。

一人で仕事をしていたころは、「エンジニアさえいたら簡単に儲けられるのに」といつも思っていました。

しかし、実際にエンジニアに作ってもらったWebサービスは、ほとんど儲からなかったんです。もちろん、そのエンジニアが悪いのではありません。わたしのアイデアは、ほぼ完璧に実現されていたのですから。

悪いのはわたしのアイデアだったんです。私は、それまで自分のアイデアが実現すれば、ぜったいにもうかると空想していました。

実際には、その程度のことを思いつく人はいくらでもいるし、エンジニアもたくさんいるんですね。

制約条件が成長条件である

今は、自分がプログラムを書けないという制約条件を成長条件であると考えています。プログラムを書けないからこそ、余計なことを考えないで済む。ブログを書くことに集中できる。

みなさんもぜひ、自分の制約条件ばかりに気を取られないで、自分の強みを活かしてください。

制約条件が多ければ多いほど、そのなかで新しい方法を考えることができます。厳しい環境ほど、自分を成長させることができると考えてください。

どうして絵かきはキャンパスと絵の具しか使わないのか?

どうして彫刻家は木や石を削る以上のことをしないのか?

それは、制約こそが成功を約束してくれるからです。

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