ジャパネットたかたに学ぶアフィリエイトの極意

テレビ通販といえばジャパネット、ジャパネットといえばたかた、たかたといえば高田前社長というくらい、高田前社長の茶の間における認知度、販売力は抜群のものがありました。

高田前社長が昨2015年、ゼロからの創業以来引っ張って来た会社の舵取りを長男に任せ、66歳で会長職に就くこともなく、引退を敢行した時は、周囲のファンとも言える顧客層から惜しむ声が沸き起こり、メディアでも大きく取り上げられました。

現在は、サラリーマン時代の海外赴任先へ旅行などをして過ごす悠々自適の生活ですが、それだけに販売の第一線に立っていたときにはいえなかった、本音や裏話を漏らしたりもしています。

その中には、アフィリエイトと本質的になんら変らない、通信販売の基本が語られています。通販で年商1500億の会社を作り上げた高田さんの洞察は、アフィリエイトサイト運営の参考になります。

アフィリエイトも半端な商品知識では売れない

アフィリエイトを始めるにはまず最初に、どちらかのASPに登録することが一般的ですが、例えば国内最大級のASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)であるバリューコマースの広告出稿実績は現在、6000社以上に上っています。

広告主が、バリューコマース(以下バリュコマ)を通して提供する商品とサービスの数は、2億点を越えています。アフィリエイターは、バリュコマに登録をして、広告主の承認さえ得られれば、その中から好きな商品・サービスを宣伝することが出来ます。

ただ、これだけ多いと何を選べばいいか迷いも生じます。

アフィリエイト初心者が陥りやすいミスに、よく分からない商品をブランド名だけで選んでしまい、肝心の商品説明は広告主サイドで作成した宣伝文句をそのままコピーして済ますといった、安直な宣伝態度が挙げられます。

ネット草創期やアフィリエイトが未だ一般に浸透していなかった時代であればいざ知らず、競争が激化した現在のアフィリエイト市場でそれをしても、ほとんど何も売れずに終わるのが落ちです。

にもかかわらず、いまだそうしたアフィリエイトサイトが散見されるのは、ASPにも問題があります。

ASPにすれば、一人でも多くのアフィリエイターに、少しでも多くの広告主と提携をしてもらい、ひとつでも多くの商品を売って欲しいわけです。そのためにASPは広告主と商品・サービスを適宜アフィリエイターにプレゼンしてきます。

するとアフィリエイターは、ASPがプレゼンをかけて来る商品やサービスであれば、何を取り上げても売れるような錯覚を持ってしまいがちです。何しろ2億点からの商品が揃っていれば、ない物はないくらいですから、そう思うのも無理はありません。

しかし、そこには自分の経験や、この商品ならぜひとも売ってみたいという、情熱が欠けています。

通り一遍の商品知識で宣伝をかけても、現在のアフィリエイト市場を勝ち抜くことは、到底出来ません。

自分の体験や特技から商品を探す

高田さんは学生時代、なによりも熱心に語学習得に努めたそうです。その甲斐あって就職先では語学力を買われ、主に東欧を中心に海外赴任を命じられたそうです。

語学習得になくてはならないもののひとつは辞書です。また、実際に海外に出向く際にも、辞書は必ず携行する必須アイテムです。

学習に、海外赴任に、辞書の必要性を人一倍感じていた高田さんにとって、電子辞書の出現はまさしく、天からの贈り物にさえ思えたのではないかと思います。

それでジャパネットでの現役時代に高田さんは、電子辞書を何度もお勧め商品として取り上げました。

自らの経験が電子辞書に興味を向けさせ、手にした電子辞書の卓越性が、高田さんをこの商品に惚れ込ませました。

決して、バイヤーに勧められるままに選んだ商品ではないのです。自分の体験から、これなら売れると判断したのです。

この高田さんの宣伝する商品の決め方は、アフィエリエイトでもそのまま生かせます。

注目の広告主、商品としてASPが勧めてくる商材をそのまま掲載するのではなく、自分の経験や勘を働かせて、売れるかどうかを判断せよということです。

自信を持ってこの商品なら宣伝できる、宣伝すれば売れると信じられればこそ、出来るだけ多くの人にこの商品を知って欲しいという、”伝える気持ち”が沸き起こってきます。それがアフィリエイトの原動力です。

伝える力を磨く

高田さんが電子辞書をテレビで紹介していた頃、上手く伝えられたなと自分でも思えたときは、放送直後の25分間で1億円の売り上げを出したことがあったそうです。

ところが上手く伝えられなかったと自分でも気付いたときは、同じ電子辞書を取り扱っていながら、500万円しか売れなかったこともあったそうです。

振り返って何故そんなことが起きたのかを考えてみると、自分が惚れ込んだ商品の良さを”伝えたいという心”が視聴者に届かなければ、商品は買ってもらえないのだと思い至ったそうです。

それでは、商品の良さを伝えることが出来るか出来ないか分けるものは何かと言えば、高田さんはそれを”情熱”のあるなしだと明確に答えられています。

心を伝える上で一番大事なものは、商品への思い入れ、情熱を持つことだと説かれています。

テレビ通販もアフィリエイトも、商品そのものを自分で作り出すわけではありません。すでにある商品を、他のアフィリエイターとの競争の中で、より良く伝えることが勝負の分かれ道です。

半端な商品知識、半端な情熱、半端な取り組みでは、この勝負に勝てません。

惚れ込んだ商品を売ると決めたらまず、その商品について綿密に調べます。調べることは商品への思い入れを生みます。思い入れは自ずとテンションを高めてくれます。そこから生まれた情熱が伝える力を磨くのです。

アフィリエイトは継続させなければ稼げません。アフィリエイトの継続性を保障するものは唯一、伝える力を磨き続けることです。

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